オリックス・ホテルマネジメント株式会社が取り組むサステナビリティの一環として、使用済みアメニティ、不要プラスチックなどを活用したアップサイクル時計が完成いたしました。
オリックス・ホテルマネジメント株式会社では、サステナビリティ活動の重要項目のひとつとして地域共生を掲げ地域の企業や自治体との連携、オリックスグループのリソースを活用するなど、新たな観光資源の発掘・創出を多数行ってまいりました。2024年より100年後も旅が楽しめる未来のために、今私たちにできるサステナブルな観光に繋がるアクションとして「つなぐはぐくむツーリズムプロジェクト」をスタートしました。
ホテルで出る大量のプラスチックゴミを活用し、さらに海に関するゴミをあわせ、アップサイクル時計を完成させました。
■すみだ水族館、京都水族館 5.1キロ
グループ施設の2水族館より、小笠原諸島でのビーチクリーン活動で回収した海洋ゴミ、子供たちへの啓蒙活動から発生したプラスチックゴミを回収しました。
■使用済みヘアブラシ 7キロ ペットボトルキャップ 1キロ
2024年3月15日~4月30日の間に施設内に回収ボックスを設置し、お客様ご自身で使用済みヘアブラシ、ペットボトルキャップを回収ボックスに入れていただきました。
■施設で不要になったプラスチックゴミ38キロ
不要になった客室備品やイベントで使用後の廃品などを活用しました。
回収したゴミをアップサイクルブランド株式会社REMALEに集約し、すべてを粉砕し、溶解・成形し素材のニュアンスを残した板材を製造。この板材をオーダーメイドで時計に加工しました。
クロスホテル札幌(右上) |
バックウォールにあわせた赤をアクセントにした壁掛け時計を2Fロビーに設置。 |
クロスホテル大阪(左上) |
インテリアにも多く使われている赤の針の置時計をコンシェルジュデスクに設置。 |
クロスホテル京都(中央右) |
木材を多く使っているインテリアに合わせ木製の針を使用した置時計をロビーに設置。 |
クロスライフ博多柳橋(中央左) |
ナチュラルかつ柔らかなロビー空間になじむよう、ラウンド型に木目調の針を採用。 |
クロスライフ博多天神(下) |
ブランドカラーのイエローがアクセントに、表面に凹凸を施し、陰影を表現。 |